世界に誇る日本の航空機技術について


四方を海に囲まれた日本において、戦前は水上を滑走する小型機や飛行艇が作られ、国の海と空の守りについていました。
中でも、「川西航空機」が開発した九七式大艇と二式大艇は日本が誇る名機と言ってもいいでしょう。
私の世代では97式大艇はプラモデルでしか知りえなく、二式大艇は以前東京都品川区の「船の科学館」(現在は海上自衛隊鹿屋航空基地史料館)
に展示してあったものを見たことがあります。
九七式は179機、二式は167機と生産機数は少ないですが、当時の日本の国力でよくこれだけ作れたものだと感嘆します。
「川西航空機」は水上戦闘機「強風」を元に陸上型の「紫電改」を作り上げるなど技術力に定評あり、戦後「川西航空機」は「新明和工業」と名前を変え、
US−1A、US−2を作り、海上自衛隊が運用しています。
小学館より出版されている「US−2 救難飛行艇開発物語1」に詳細が載っており、メーカーと防衛省(旧防衛庁、現防衛装備庁)のやり取りが描かれています。
尚、小学館発行「ビックコミック増刊」30年6月号、8月号に続きが載っており、様々な問題の解決にいかに苦労したかが描かれており、単なる漫画ではなく
純粋な技術的苦労と何社かで分担してプロジェクトを完成させていく3者間(防衛省、複数メーカー)の苦労を教えてくれるものです。

二式大艇(暗緑色)とUS−2(ブルー)共に1/144スケールのプラモデル
          

二式大艇(平成14年「船の科学館」にて撮影)
 

「US-2 救難飛行艇開発物語1」

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