平成30年度石川県郷友会の研修会


平成30年10月2日(火)石川県郷友会の日帰り研修旅行が行われ、今井会長を団長に21名が午前9時20分に金沢駅をバスで出発し、小松基地を目指しました。
10時ころ小松基地前に到着し、正門で小松から3名が合流し、計24名が基地が用意した専用バスで広報室へ案内され、広報官から小松基地の概要の説明を受けた後、バスで格納庫へ行き、整備が終わったF15Jイーグル戦闘機を間近に見ての説明があり、その大きさに驚かされる。

F15Jイーグル(航空自衛隊ホームページより)
 



次に、格納庫前の駐機場に駐機しているU−125A救難捜索機を見学する。機内に入ることはできなかったがライトブルーに塗装された機体はF15Jイーグルよりはるかに小ぶりであるが、荒天時に遭難した船や飛行機等の捜索を行い、生存者があれば救助活動を行うだけあって頼もしさを感じさせるものであった。
昼食は体験喫食(塩焼きそば豚肉、ネバネバ和え、みそ汁、フルーツ)となり、隊員と同じく列に並び、配食を受けて食事するがなかなかのボリュームでした。その後は向かいにある売店に行き、買い物をする。その後再び広報室に戻り、バスに乗り、基地の正門まで行き、バスを乗り換えて「ジェイバス」へ向かう。

U−125A救難捜索機(航空自衛隊ホームページより)
 


 



 「ジェイバス」はバスで10分程離れた小松市串工業団地にあり、受付の後、研修室に案内され、会社概要の説明を受ける。 この会社は日本国内に事業所が二つあり、その内小松事業所は旧日野車体工業小松工場が前身で、もう一つの宇都宮事業所は旧いすずバス製造宇都宮工場だということを知る。
説明の後は会社が用意した帽子をかぶり、工場の見学に向かう。案内の社員について歩き、指定されたルートを進む。最初はバスのシャシーのセットから始まり、順番に部品が装着されていき、最終的に塗装された出荷前のバスを見ることができ、ここで日本のバスの半分が製造されているということです。
初めて見たバスの製造工程は見ごたえがありました。

工場全景(ジェイバス紹介ホームページより)
 

製造ライン(ジェイバス紹介ホームページより)
 


 


東京ドームの約1.3倍(約60,000平方メートル)の一棟建の工場で部品から製品となるまでのバスの製造ラインが見学できます。また特徴の一つでもある「フルディップ式カチオン電着塗装設備(=家庭用の風呂で約1,500杯分もの槽の中に大型バスをまるごと沈め電気の力で隅々まで塗装する設備)」を備えています。

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