平成27年度石川県郷友会の研修会


平成27年7月2日(木)石川県郷友会の研修旅行で福井県に行ってきました。

午前9時に金沢駅から総勢25名がバスに乗り、金沢西インターより最初の目的地である曹洞宗大本山「永平寺」へ向かいました。

福井北ジャンクションより中部縦貫道永平寺インターで降り、午前10時半ごろ「永平寺」に着き、受付の後、僧侶の案内で境内にある僧坊の数々を巡る。

長い歴史を感ずる境内の静けさと重厚な建物に見入ることができ見学の後、寺前の食堂にて全員で精進料理を食べ修行僧の気持ちに浸りました。
 

養浩館全景 (福井市ホームページより)


次は福井市内にある福井藩主松平家の別邸である「養浩館」に向かいました。江戸時代は「御泉水屋敷」と呼ばれ、明治17年に松平春嶽に

よって「養浩館」と名付けられましが残念ながら昭和20年福井空襲により建物全てが焼失し、現在の建物は平成5年に復元完成しました。

大きな池を中心とした回遊式林泉庭園は兼六園には及びませんがなかなか風情があり、復元された建物の中でも「御湯殿」(殿様の風呂場)は

一見の価値がありました。
 

桜と丸岡城


最後は坂井市にある丸岡城の見学です。別名霞ヶ城と呼ばれ天正4(1576)年柴田勝家の甥の勝豊が築城し、日本国内に現存する天守閣の

中で最も古い建築で春の桜の季節はまさしく桜の桃色の海の上に浮かぶお城です。

以上3か所を駆け足で巡りましたが趣のある施設は心に安らぎを与えてくれ、先人たちが築き上げてきた美の心を深く感じ取ることができた

意義ある研修でした。
 

永平寺前での集合写真

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